失われた日本魂―超古代史が今、静かに動き出す

矢鉾神社

矢鉾神社

 

亀太夫神事と出雲大社」に詳細は書いておりますが、現在の出雲大社は創建時から「出雲大社」と言う名前だったわけではありません。そもそも現在の出雲大社は、江戸時代までは「杵築大社」と呼ばれており、「大社」と言えば現在は丹後地方にある「出雲大神宮」を指していたのです。そしてその出雲大神宮は、阿波から移されたとの話が伝わっており、その元宮の候補地として、八桙(やほこ)神社、勝占神社などが候補地になっております。

 

その候補地の一つ、「八桙神社」にも隠されたエピソードがあります。

 

今上天皇が皇太子でいらっしゃった頃、研究対象として徳島の古代の海運跡を見学された事がありました。その折、密かにこの「八鉾神社」を訪問されたいとのご希望がありました。お忍びでしたので、「ヘリコプターで神社の上空から参拝したい。そのために神社の本殿の上の木々を伐採してくれ。」との連絡が、宮内庁から当時の宮司にあったそうです。
そして皇太子はお忍びにてヘリコプターで参拝。宮司からの講義を受けてまた戻られたという話。これは宮司の友人から直接お聞きした話です。

 

矢鉾神社矢鉾神社

 

皇太子がそこまで参拝したかった八桙神社。現在もその行啓の記念碑が建立されております。



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